=========================================================================== FM TOWNSII HRシリーズの外部電源制御装置 All rights reserved, Copyright (c) 1998-1999 Anikun. =========================================================================== 1. 概要 この外部電源制御装置は、FM TOWNSII HRシリーズ本体を改造せずにRS-232-C 端子を使って電源制御することができます。 用途としては、パソコン通信のオートパイロットとセットで使うこともできま すが、パソコン通信だけに限らず電子回路を少し変更するだけでその他の用途に も使うことができます。 2. 部品リスト IC(4011B) × 1個 ICソケット(14ピン) × 1個 LED(高輝度タイプ,黄色,5[mmφ]) × 1個 トランジスタ(2SC1815) × 1個 炭素被膜抵抗(390[Ω],±5[%],1/4[W](橙白茶金)) × 1本 (1[kΩ],±5[%],1/4[W](茶黒赤金)) × 1本 (10[kΩ],±5[%],1/4[W](茶黒橙金)) × 1本 (100[kΩ],±5[%],1/4[W](茶黒黄金)) × 1本 (3.3[MΩ],±5[%],1/4[W](橙橙緑金)) × 1本 セラミックコンデンサ(0.1[μF],50[V](104)) × 1個 基板直付け押しボタンスイッチ × 1個 Dサブ25ピンコネクタ(ケース付きオス) × 1個 電池ボックス(単3 × 4本) × 1個 ケース × 1個 ビニルコード タイマ(改造した目覚まし時計など) × 1個(必要に応じて) モデムをRS-232-C端子に接続しているのであれば、Dサブ25ピンコネクタではな く、Dサブ25ピンジャンパボックスをストレート結線で使用して、1ピンと11ピン から電源制御のビニルコードを引き出してください。 3. 注意事項 本データは無保証です。 FM TOWNSII HRシリーズで使用できるように設計してあるため、FM TOWNSII HR シリーズ以外のモデルでは使えないと思いますが、390[Ω]の抵抗値を変更するこ とで使用できるかもしれません(一体型のモデルなどソフトウェアから電源の切れ ないモデルでは全く使えません)。 回路図には電源の回路を含んでいません。ICの14ピン(+)と7ピン(-)の電源ピン の接続も忘れずにしてください。 パソコンの電源が入っているときに動作すると強制的にパソコンの電源が切れ ます。必要のないときは動作しないようにしておいてください。 4. 著作権/再配布/転載について 本データの著作権は作者であるあにくんが保持しますが、再配布及び転載は無 償で内容が改変されていない場合に限り自由にしていただいて構いません。 5. サポート 本データの最新版は以下のWWWサイトから入手できます。 あにくんのホームページ http://homepage1.nifty.com/anikun/